[我が家の省エネ活動発表会]エントリーNO.4

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「節約・省エネ型の暮らしにチェンジ!」
香南市野市町在住 西岡 親男さん

西岡さんが節約・省エネ型の暮らしを意識し、生活の中の省エネを実践し始めたのは推進員に登録された3〜4年前のことだそうです。今日は西岡さんの日々の暮らしのなかで培ってきた省エネライフをご紹介します。

「私は森や川などから得られる自然の空調を生かして、エアコンなしで快適省エネ生活を送っています。家には扇風機1台と灯油ストーブ1台を持っています。省エネに関しては、いろいろな人の経験談や昔からの暮らし方などを参考にしました。3〜4年前から省エネ生活を続けており、電気、水道などの基本料金は一戸建てとしては最少クラスだと思います。灯油などは4年前に比べるとシーズン比40%を削減しました。

私は一戸建ての住まいで快適に効率よく、節約と省エネを図ることを目指していろいろ工夫してきました。まずは冬、和室の畳の下に新聞やダンボールを敷き込んで、床の断熱を行いました。すると、床下からの冷気が各段に減り、心地よいクッション効果も加わって畳の部屋が快適に過ごせるようになります。

逆に、夏は畳の下にすのこを敷くことで、床下の冷気で畳がひんやりとして自然の冷房効果がありました。また、雨戸による断熱も実践しています。推進員としてこの前、学校の出前授業を行った地域では冬季に雨戸を閉める習慣があって、現在も約10%の世帯で雨戸を閉めていた。それを自宅でも活用。熱を逃がさないようにした結果、室内の結露もなくなり灯油使用量が4年間で40%も減りました。

それから杉板は断熱や防音効果が高いと聞いたので、キッチンや居間、廊下に杉板を張ってみました。するとこれまでより室内が暖かく感じ、石油ストーブの使用量も減りました。冬の暖は、ポットの残り湯を有効利用した湯たんぽも外せません」(西岡さん)

西岡さんは他にも、風呂場や脱衣場、トイレの格子窓にアクリルのトタンを張って熱放射を防いだそうです。換気が良くなり結露もなくなったそうです。

さらにキッチン、居間、廊下、トイレ、街灯などの照明をLED電球に交換し、10年使用した古い冷蔵庫を省エネ型の冷蔵庫に買換えしています。
「冷蔵庫内ではできるだけ「ゆったり」と入れること、冷凍庫内は「ぎっしり」入れることを実践し、無駄な電力消費を抑えています。外出の時にはすべてのコンセントからプラグを抜き、炊飯器の保温もしません」(西岡さん)

ほかにも西岡さんはこんな省エネアクションに取り組んでいます

★エコ運転
「車のトランクにはスペアタイヤと工具以外は載せないよう心掛けています。交通の流れに影響しない限り「ふんわりアクセル、ゆっくりブレーキ」で燃費を向上させています」

★レジ袋「ゼロ」の実践
「エコバッグはいつも2個常備し、レジ袋「0」を長年実践しています」

★生ごみはたい肥にして花壇に活用
「EM菌を活用して生ごみをたい肥にします。堆肥は花壇に使います。EMぼかしで生まれる微生物群を浄水槽や下水溝などに散布して、嫌な臭い等も防ぐことができるようになりました」

省エネの取り組みには何でもチャレンジ精神で!
西岡さんの前向きなエコアクションに元気をもらいました。

次回の省エネ活動発表は

★次回はエントリーNO.5 上野伊佐子さんの「地球に負荷をかけない生活を楽しくしませんか?」をご紹介します。お楽しみに。