[我が家の省エネ活動発表会]エントリーNO.7

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「環境負荷を下げるための光熱費の削減」
高知市在住 林 盛雄 さん

林さんの省エネの目的は、「生活上の不自由を最小限にとどめ、省エネによって環境に与える負荷をいかに下げるか」ということだそうです。
林さんが削減に向けて取り組んだ項目は以下の通りです。

1.電気使用量削減
2.熱源の切り替え
3.効率的な電力の導入
4.入熱量・放熱量の削減
5.上下水道使用量の削減

それではさっそくその活動内容をご紹介しましょう。

1.電気使用量削減

?電化製品の買い替え
 冷蔵庫・エアコン・洗濯機・照明器具などを省エネ性能の高い製品に買い替え、電気の使用量を削減しました

?床面の断熱
・ホットカーペットなど床面が体に接する部分を断熱。
・カーペットの下に断熱シート、上にカバーを設置。
 →通電しなくても体温で温かく感じる上、通電時の熱損失も防止できました。

?冷暖房温度設定(エアコン)の適切化
・冷房時は、外気温-3℃程度に設定。湿度を下げ、扇風機を併用。
・暖房時は、18℃まで設定温度を徐々に上げていく。加湿器と扇風機を併用。
・湿度を管理することで快適な室内環境を保ち、なおかつエアコン使用の抑制にもつながりました。

2.熱源の切り替え
 ガス湯沸かし器を高効率のヒートポンプ製品「エコキュート」に切り替えることにより、エネルギー変換効率をアップさせました。

3.効率的な電力の導入
 ・ガスコンロをIHヒーターに変更。
 ・オール電化住宅用の電気料金となり、電気料金も削減。

4.入熱量・放熱量の削減
・二重窓の取り付けと窓断熱の実施により、気温の変動による室内環境の変化を最小限に抑える。
・ロールアップスクリーンの取り付けにより、夏季の直射日光を遮る。

5.上下水道使用量の削減
・節水型便器への買い替え:洗トイレを節水型に変更することにより、1回の使用水量を13ℓから4ℓに削減できました。
・ドラム型洗濯機への買い替え
・シャワーの節水
・各カランの最大水量の調整
・調理器具、食器についてはふき取り後に洗浄。下水道への汚濁負荷を少なくすることで
 処理エネルギーが低減化される効果も考慮して実施しました。

【留意した点】
・新築時に断熱性能の高いメーカーの家を選定しました。
・全室空調換気扇(全熱交換)を装備しており、サッシ等の開口部から漏れる空気を遮断することができたため、入・放熱量の削減が可能でした。
・浴室の窓を断熱施工し、冬季のシャワー使用量を削減するとともに、ヒートショックの予防にも効果がありました。

次回の省エネ活動発表は

★エントリーNO.8 熊沢孝子さんの「人生も省エネもチャレンジ精神が大切。いいと思うことはどんどんやってみよう」 です。どうぞお楽しみに。