[我が家の省エネ活動発表会]エントリーNO.10

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「寒いときは着る、暑いときは脱ぐ」林家流省エネ暮らし 
香美市土佐山田町在住 林 幸恵さん

林さんは平成19年に高知県地球温暖化防止活動推進員に登録したのがきっかけで、省電力・節水の他、暮らしの工夫をしています。

「以前から生ゴミはコンポストで畑に入れたりしていましたが、推進員になったことと、オール電化住宅になったことで、さらに省エネに力を注ぐようになりました。エアコンやストーブにほとんどたよらない省エネ生活を送るうちに、暑さ寒さに強くなり、身体の調子もよくなりました。地球温暖化防止のための省電力・節水の工夫は、節約にもなりCO2排出削減とつながります」(林さん)

それではさっそく林さんの取り組みを見ていきましょう。

【省電力・節水の工夫】

ご飯は圧力鍋で炊く
家中の蛍光灯をLEDに変更
歯磨きの時、水を出しっぱなしにしない
使っていない部屋の電気を消す
お風呂は続けて入る(二人暮らし)

【ゴミをなるべく出さない工夫】

生ゴミは畑へ(12年間実践中)1ヶ月程度で堆肥になる。EMボカシを入れるともっと早く堆肥に変わる。
普段出す燃えるゴミの量は1回450g程度に
使いまわしできるものはバザーに出す
その日消費する食品は割引品を購入。売れ残れば廃棄となるパン、豆腐等

【夏の過ごし方の工夫】

南北の窓を開け放ち、風を通す
寒冷紗やよしずを南に設置、熱を遮る
グリーンカーテンで日よけをする
外出時はカーテンを閉め、外からの熱を防ぐ
昼の暑い時間帯は冷房のある図書館などで過ごす
まめに汗を洗い流す(風呂の残り湯を使う)

【冬の工夫】

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冷たい外気をシャットアウト
断熱のための工夫をする。夜は雨戸を閉める、気泡緩衝材(プチプチ)を窓に張る、カーテンの丈を長くするなど
おひつとエアーポットに腹巻をさせる(写真)と、夜入れたお湯が朝まで温かい
部屋の中でも暖房に頼らず着衣で工夫
•帽子、マフラー、レッグウオーマーなどで頭、首、足元の冷えを防ぐ
•丈の長い綿入れや上着で足腰からの冷えを防ぐ
鍋物料理を食べて、体の中から暖める
湯たんぽを使用する。60度の温水器のお湯で充分あたたかい

【一番のおすすめの取り組み】

ベランダのさしかけ屋根にひと工夫すること。

★根の波板の下に発泡スチロールの板を差し込む
★波板の上に寒冷紗をかぶせる
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夏の太陽光のまぶしさと熱が遮られ、温度が大幅に下がった!!

【取り組みの省エネ効果】

オール電化住宅のためガス使用量はゼロ
グリーンカーテンやよしずの利用で、昨年夏のエアコン稼働時間は数時間に
灯油は2〜3年前に2缶(36L)購入したものをまだ使用中。さすがにもう使い切らなくてはと思っています。

【取り組みにおいて留意した点】

・家にあるもの、いただきものを活用
・昔ながらの知恵や着衣の工夫でエネルギーに頼らない生活を考える
・省エネ活動は習慣化されればたいした負担にはならない
・小さな取組でも続けること。継続は力なり