只今パブリックコメント募集中の日高村で日高村地球温暖化対策実行計画「区域施策編」(案)「パブリックコメントを考える会」が実施されます。平日のお昼になりますが、多くの村民のみなさまのご参加お待ちしております。詳細は日高村役場HPを(関連サイトへをクリック!)ご覧ください。
日時:令和4年12月9日(金)13:30〜15:00
場所:日高村社会福祉センター 2階大ホール(日高村沖名5)
高知県日高村では令和4年3月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、只今実行計画を策定しています!
この度、計画案が完成し、パブリックコメントを開始しました。
ぜひ、こちら日高村公式HPから計画案をご覧いただき、沢山のコメントを頂ければと思います。
「日高村公式HP」
https://www.vill.hidaka.kochi.jp/kurashi/child_category_free_page.cgi?SITE_ID=1&CATEGORY_ID=3&CATEGORY_ID2=5&CATEGORY_ID3=8&CATEGORY_ID4=1&FREE_PAGE_ID=599
高知県温暖化防止活動推進員のみなさんの活動、取り組み等についてご紹介いたします。
【 紙漉きと木育に取り組む宮地亀好さんの活動紹介 】
今年度から「推進員の会」の新会長を務め、香美市だけでなく高知県下の紙漉きや木育による環境教育に取り組み続ける、推進員の宮地亀好(みやじきよし)さん。
宮地さんの前職は高知県立紙産業技術センターの職員で、長年に渡って製紙の研究を行ってこられた「紙のプロフェッショナル」です。その研究の実績を活かそうと推進員になったそうです。
「在職当時は紙の研究と四国通産局の省エネ企業診断もやっていました。その後、子供たちに環境活動を繋げて行きたい思いから、地球温暖化防止活動推進員になりました。第一期の推進員なんですよ。それからずっと現在に至ります。香美市を始め、県下各地の小学校や中学校で卒業証書作りや、手すきはがき作り教室などを通じて環境教育をしています。卒業証書に使う和紙作りは、ケナフの種を植え、それを原料にして和紙を漉くところまで子供達と一緒に行います。
植物を実際に育てて行く上で「炭酸同化作用」のことや「CO2は必要であること」も話しながら、暮らしの中で自分たちがCO2を減らすためにはどうするべきだろう?ということを話し合ったりもします。ケナフは非常に育つ速度が早い植物です。「早い速度で育つケナフを使って、さらに、できたものを長く使う」という工夫を子供たちに伝えていきたいんですよね」(宮地)。
●木育は楽しみながら、温暖化防止にも役立つ
「木育」とは、高知県の森林の87.6%を占める香美市の特徴を活かして、森林保全や温暖化問題を考える材料として木材を使って行う教育活動のことです。1キロの木材を通じて、1.62キロのCO2の削減ができることを知識として教えながら、木琴作りなどを通じて大人も子供も楽しく環境のことを学べます。
「木育」は国がたっぷり補助金を出しているのに、ほとんど使われていないのが実態です。これはもったいないことですよね。例えば熊本県の長洲町では熊本県の推進する「木育推進員養成講座」を開いて、木育の知識や技術、プログラムづくりなどを習得してインストラクターを増やし、組織的に木育に取り組んでいます。これは意外な部分でも効果があって、木育で人に会い楽しく交流する機会が増え、子供や奥さんと話す話題も増えて、高齢者が元気になったと(笑)。また、長洲町では木育を始めてから、医療・介護保険料が、大幅に削減されたと聞きます。木育が高齢者の生きがいになって、大変良い効果を生んでいるそうです。だから私は、病床率や医療費が高く高齢者が多い高知県こそ、積極的に木育を取り入れると良いのでは?と思うんですよね。
今年度の「推進員の会」の取り組みは木育に重点を置いています。2022年の2月12日(土)には香美市公民館で木工育インストラクター養成講座が開催されますので、推進員のみなさんにもインストラクターになるチャンスです。インストラクターは1日研修、実習を行い、試験はありません。研修受講者は今後木育指導員として活動をします(謝金有り)」(宮地)
●推進員だけではなく、地元の民生児童委員としても活動
「私は香美市の民生児童委員を24年続けています。香美市の単身高齢者世帯も随分増えましたよ。高齢者やシングルマザーなど、市の福祉から漏れてしまう人も少なくありません。そういう人をずっと支えていくのが民生児童委員の仕事です。例えばコロナ給付金の10万円だって、入院している高齢者はしらないままのこともあったりします。各家庭の実態を把握して、お弁当を配ったり、おせちを配ったり、それぞれに支援の基準があるんですよ。特に僕は毎日9時から「声友(こえとも)」って言って、気になる人に電話をかけるんです。それぞれに事情がありますから、「薬飲んだかね?」「ごはん食べたかね」とか、世間話でも良いし、高齢者が孤立しないために短くても人と会話するのは大切なことなんです。
私は今年82歳になりましたが、大学の文学部に入学し、大好きな短歌の勉強を始めました。いくつになっても、勉強したいことをするのは、次の世代に繋げられることでもあります。生きがいがあって、元気でやっていれば病気知らずで医療費も下がるでしょう。だからこそ学び続ける姿勢を大切にしたいんですね。私がいつか死んでしまったとしても、この私の気持ちを共有して励みにして、がんばってくれる人がいるなら、私はもうそれだけで嬉しいんですよ。」(宮地)
人々に元気を与え続け、リーダーシップを発揮して精力的に推進員活動、その他様々な活動に取り組む宮地さん。今期は推進員の会の新会長としても活動を盛り上げてくれそうです。
高知県地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人環境の杜こうち)では令和3年度地球温暖化対策人材育成事業委託業務の一環として、講師に「リコー経済社会研究所 遊佐 昭紀 氏」をお招きし高知県内の大学生向けオンラインセミナーを開催します。
世界的に取り組まれている企業のSDGs、脱炭素経営や国内企業の動向などを知り。就職活動などにも生かしてみませんか。
日時:令和3年10月22日(金)13:30〜15:00
場所:オンライン開催(ZOOM)
対象:高知県内の大学生
定員:30名程度■参加申込フォーム
参加希望の学生さんは10月20日(水)までに参加申込フォームからお申し込みください♪
たくさんのお申込み・ご参加お待ちしております!
「学生地球温暖化防止活動推進員・四国エコサミット」参加者募集!(8/10〆切)
☆今年は四国4県をZOOMでつなぎます!☆
学生推進員って?⇒『学生推進員活動紹介動画』
「四国エコサミット」は、四国各県の大学生が取り組む活動事例をサミット形式で共有し、意見交換やワークショップ等を通じて、地球温暖化対策・啓発の手法について学んでいただきます。今回は、高知県安芸郡馬路村で取組まれている持続可能な産業振興の仕組みを知り、SDGsの視点から脱炭素社会に向けた具体的な活動を考える研修です。ぜひ、この機会に四国の大学生同士、ともに学び合いネットワークを広げましょう!
<日時・場所>
・日時 令和3年9月2日(木)10:00〜17:00
・場所 高知県会場:こうち男女共同参画センター「ソーレ」3階 大会議室
(〒780-0935 高知県高知市旭町3丁目115番地)※四国4県の各会場をZOOMで繋いだリモート開催です
<対象者>
・高知県内の大学に通う学生
<参加費>
・無料
<持参するもの>
・筆記用具、食費、マスク、及び各自研修に必要なもの等
<申込締切・応募方法>
・令和3年8月10日(火)
・申込書をダウンロードし、必要事項を記入後、メールまたはFAXにて次の申込先へ返送ください。
<参加申し込み・お問合せ先>
高知県地球温暖化防止活動推進センター(NPO法人 環境の杜こうち)
住所:〒780-0935 高知市旭町3丁目115 こうち男女共同参画センター3F
電話:088-822-5554FAX:088-802-2205
E-MAIL:kccca@npo-kankyonomori.com