特集4

「みんなのクリスマス&ニューイヤー」

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ビビ
「★クリスマスからお正月、みなさんの暮らし方をおしえてください♪」
かおりん
「クリスマスは仕事だったりして、あんまりこれといって何かしようというわけではないですが、実家の母がパッチワークが趣味で家中今の時期からまさにクリスマス。
ハロウィーンが終わった瞬間にクリスマスに変わるんです。サンタさんのお人形がいたり、なので、それを見たら「ああ、クリスマスの時期がくるなぁ」という気持ちになりますね」
みみ
「うちは弟夫婦が同居して3年目のクリスマスが来るんですけど、何が変わるかって、やはり子供がいるということでずいぶん違いますよね。ツリーを飾ったりリースを置くというのは一緒に住んでからしてますね。でも、それが終わって25日からはもう大掃除のことで頭いっぱいで、お正月の準備に気持ちが切り替わるんですよね(笑)」
一同
(笑)
うるふるん
「私なんか12月が繁忙期で年末も31日までずっと仕事で、私も主人もサービス業なので、クリスマスもないし、お正月も三が日休みということもないんで、実家に帰るのは1日ぐらい休みを合わせてという感じです。だから大掃除もまったくないですし」
トレイシー
「サービス業の方はそうですよね。昔と比べてお店は三が日もずっと開いてますもんね」
なな
「うちはもう「ザ・クリスマス」という感じです(笑)。みなさん、あんまりクリスマスという感じはないとおっしゃるので、なんか意外な感じなんですが、私はクリスマスというとウキウキしてしまうんですよね。もうそろそろ飾り付けしようかなぁと思ってテンションあがってしまう(笑)」
一同
(笑)
なな
「子供もいるからイベントごとはきっちりやるんですよ。ハロウィーンもこの前やったし。やはりプレゼントもね(笑)用意しなくちゃいけないんですけど、子供が小さいと外に行ったりできないので、節約という意味でも、家でクリスマスの料理を作ったりとか、イベントごとには必ずケーキを手作りしたりとか(笑)」
百合
「子供が小さいとそうですよね。実は私もイベント大好きなので、子供が小さいときは一緒に喜んでやるんですよね。私の誕生日が23日なんですね(笑)。だから24日、そしてお正月っていうのはいろいろと手作りして楽しんでいました。
子供が二十歳を過ぎるとだんだんと喜びも減り、友達同士で過ごすからとか言ってね。まぁそれでも私はウキウキしながら準備するんですけどね(笑)。」
一同
(笑)
チコ
「ななさんのハロウィーンの話で思い出したんですけど、カナダにいた頃驚いたのは、ハロウィーンのときに出るゴミの量なんですよ。向こうじゃやっぱりカボチャも生からくり抜く。一軒につき、三つ四つと作ったりする。でも、食用のカボチャじゃないし、とんでもなく大きなものもあるからゴミの量が半端じゃないんです。ニュースで見たんですけど、自治体が使ったカボチャを引き取って片づけたりしている、びっくりですよ」
百合
「そうねぇ、日本じゃハロウィーンはあんまりメジャーじゃなかったけど、ここ2,3年急にメジャーになったみたいな感じですよね。スーパーでハロウィーンコーナーができて、カボチャをちょこっと売るようになった(笑)」
みみ
「確かに最近ですよねぇ」
なな
「私は今回は、食べられるカボチャを一個買ってきて、一生懸命くり抜いて、あとは中も皮も揚げたりして、全部料理に使いきりましたよ(笑)」
トレイシー
「うわ、えらい!(笑)」
百合
「それはすごいですね。でもカボチャっておいしいやつほど固いから、くり抜くのはさぞ大変だったでしょう(笑)」
なな
「最初にレンジにかけて少し柔らかくしてからくり抜いたんですよ。そうじゃないと、絶対無理です(笑)。」
チコ
「ああ、なるほどね、そうすればいいんだ!」
百合
「クリスマスからお正月の過ごし方ですね、私はパンを焼いたり料理するのが好きで、クリスマス前から時間をみつけては日持ちのするシュトーレンを焼いたり、プレゼントなんかももちろん準備して子供にあげたり。それが終わったら次は年末の掃除のことを考えますね。
実は地域のボランティア活動をしていて、お正月を兼ねて特別養護老人ホームのお年寄りのみなさんと一緒に杵と臼で昔ながらの餅つきをするんですよ。そして次はおせち料理を作る。豪勢なおせちではないけど、エビを入れたりちょっと華やかにしたりしながらね。母も義母も両方ひとり暮らしなので、もうあまりお料理作りたくないわと言うので、だから二人の母の分と家の分で3軒分おせち料理を作るんですよ」
トレイシー
「うわー、忙しい〜!でも楽しそう(笑)」
百合
「私は年がら年じゅうこんな感じ なんです(笑)。主人が仕事を持ちながら田んぼなんかも作っていますので、夏は稲刈りとかもありますし。でも、年末は何といっても気ぜわしいというのがありますよね。あれもせないかん、これもせないかんと(笑)」
なな
「ああ、なんかわかります〜、ほんとに気忙しいですよね(笑)」
百合
「今の時代みなさん仕事を持っていて忙しいじゃないですか。家の中でもすれ違いが多くて、まぁだからこそ、交流の時間は持ちたいですよね。みんなで集まってあったかくお料理を囲んでというのが理想だと思うんです。だからこういうイベントって期待感もあるんですよね」
トレイシー
「海外のクリスマスは軽〜い感じでパーティでもしよう♪ みたいな過ごし方が多いですよ。お家で過ごして、ご飯をいっぱい食べて楽しく過ごそうみたいな。なぜなら公共交通も止まってしまうので、24日中に食糧を買い置きしておかないとスーパーなんか全部閉店するので、「25、26日は飢え死にするぞ」と鬼気迫る感じです(笑)。」
なな
「うわ、お店も開いてないんですか!?」
うるふるん
「交通も止まるんですね……」
百合
「すごいですねー」
トレイシー
「最近はイギリスも経済優先になって来て、マクドナルドとかのファーストフードが営業するようになってきてますけれど、前はそんなファーストフードの店も全部閉まっていたんですよ。だからやっぱりその分、みんな自宅で家族とご飯を食べたり、一緒に過ごす機会があったわけですよね」
ビビ
「なるほどねー。日本は24日のイブがメインのクリスマスで、25日からはもうお正月の飾りつけを始めていますからね。へんなの(笑)」
一同
(笑)
トレイシー
「クリスマスって家族で集まるのが第一の目的で、プレゼントは二の次なんですよ。だから、身内への贈り物は簡易包装だったり、プレゼント自体がエコなものだったり。子供が手作りしたプレゼントもうれしいものです。大事なのはあったかい気持ちですよ」
チコ
「私も以前カナダでボランティアのオフィスワークをしてたんですが、クリスマスになるとドアのところに靴下が飾ってあるんですよね。私の部屋は二人で使ってたんですけど、そこで働いている私の名前ともう一人の人の名前入りで靴下が飾ってあった。見たら、全部の部屋に靴下を飾ってあるんですよね。「うわ、こんなことするがや!」と思ってすごくうれしかったですね(笑)。学校でもどこでも、クリスマスが生活の一部なんだなとよくわかりました」
トレイシー
「向こうではほとんどの人がクリスマスのマイソックスを持っていて、「プレゼントはやっぱりソックスに入れなきゃ」っていうのがありますから(笑)」
ビビ
「うわぁ、文化の違いですねー。勉強になります。ところでクリスマスに限らず、冬はあったかい食べ物で温まるのもアリかなと思うんですが、いかがでしょう?」
トレイシー
「いいですね〜。私が大好きなのはホットワイン! これは美味しいですよ〜。ワインにオレンジとかスパイスも入っていて体にいい」
かおりん
「焼酎のお湯割りとかも身体が温まりますよね(笑)」
トレイシー
「いいですね〜(笑)」
チコ
「冬はおでんとか、コンソメスープにたくさんお肉や野菜を入れて。野菜とお肉から出た栄養素もスープといっしょに摂れますね。体が温まるしおいしいし、冬になると俄然このメニューが多くなる」
トレイシー
「根菜の野菜スープは体を温めるからすごくいいんですよね。みんなでつつくならやっぱ鍋ですよ。鍋の恋しい季節」
なな
「鍋はいいですね〜。準備も簡単だし(笑)」
トレイシー
「そう、鍋、温かいし簡単だしもう最高(笑)」
百合
「それがね、残念なことに下の男の子が鍋が嫌いなんですよね。昨日ラジオでちょうどやってたの。「日本人の98%が鍋が好き」って。あぁ、うちの子供は少数派の2%かとがっくり(笑)。生野菜は好きでも鍋でくたくた煮た野菜が好きじゃないとか、いろいろ好みがあると。「また鍋か~」とか文句言われつつ、結局鍋なんですけどね(笑)」
うるふるん
「そうなんですか(笑)」
チコ
「ひょっとして、中身の具材とかによるんじゃないですか?。私も昔、実家で作る魚の鍋が非常に嫌でした。だから冬は食べるものがなかった。一人で料理するときは好きな具しか鍋に入れませんよ。今は魚の鍋なんて全然しません(笑)」
一同
(笑)
なな
「好みが違うと鍋ってやりにくいですよね〜(笑)」
百合
「まぁ、文句言われても鍋の回数は多くなります。やっぱり温まるから(笑)。それに最後はおじやにしたり、麺を入れて無駄なく食べられますし」
かおりん
「作る方としては一番ラクなんですよね」
トレイシー
「私も豆乳鍋とか見て、ええー?と思ったことがある(笑)」
チコ
「ひょっとして、中身の具材とかによるんじゃないですか?。私も昔、実家で作る魚の鍋が非常に嫌でした。だから冬は食べるものがなかった。一人で料理するときは好きな具しか鍋に入れませんよ。今は魚の鍋なんて全然しません(笑)」
トレイシー
「もう、鍋改革だ!(笑)」
百合
「今や鍋専門店もあるぐらいだから、すごいですよね。流行し始めると気になるけど、結局はプレーンな鍋をポン酢、ごまだれで食べるのが一番安心」
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ビビ
「ではちょっと話を変えて。みなさんお正月はいつもどんなふうに過ごすんですか?」
なな
「私は年末には4,5時間かけて車で近畿地方の実家に帰省するんですよ。そこでみんなで一緒に過ごします」
百合
「私もどこかに行きたいんですけど、お正月は結局暇がなく行けずじまいですねぇ。結局毎年作ったものを開いては食べ、開いては食べ(笑)。おせち料理は家で作ると、少なくなったら詰めて、飽きずに3日ぐらいは食べられますから。作っておいたら自分もラクですね、うん」
かおりん
「年によっては皿鉢料理をとったりすることもありますよね」
チコ
「うちはあんまり、おせちとか、それらしいことをしたことがない」
うるふるん
「私もです。おせち料理に好きなものがない。黒豆とか栗きんとんとか(笑)」
百合
「ああ、だからそこを好きなものに変えて作るから家で作ると捨てることがなく食べられるんですよ(笑)。市販の味が甘すぎたり濃かったりしておいしくないし」
チコ
「だから、今年は私、人生初おせちを予約してきましたよ!」
トレイシー
「いよっ!やったね!(笑)」
一同
(笑)
百合
「小さい頃はね、お正月というと羽根つきしたり、凧揚げしたりね、おじいちゃんがいた頃は竹を削って、和紙をはって、自分で凧を作って飛ばしたもんですよ」
トレイシー
「最近凧上げしてるところなんて見ないなぁ」
ビビ
「最近はみな、テレビゲームでしょう。携帯ゲームとか」
トレイシー
「ああ、最近そうですよね。みなさんもやっぱりそう?」
百合
「うちは最近まで、お正月は皆で集まってかなり大きなディズニーのジグソーパズルを作ったり、人生ゲームとかしてましたよ(笑)」
みみ
「へえー、楽しそう!(笑)」
トレイシー
「それはテレビもつけてないなら本当にエコなお正月の楽しみ方ですね」
百合
「飽きたらテレビも見て(笑)」
トレイシー
「あ、見てるんだ(笑)」
一同
(笑)
チコ
「私はお正月というと、母と一緒に初詣に行くかな。テレビは休みの日でも基本的に見ないので、昼間はお正月も見ないですよ。ネットの方が多い」
トレイシー
「あれ? 紅白とか見ないんですか?」
チコ
「夜は見ますよ。紅白は見ますけど何か?(笑)」
トレイシー
「やっぱり見るんだ、みんな見てるんですね(笑)」
かおりん
「私は裏番組の“笑ってはいけない○○”の方を見てますよ(笑)。終わったら日付をまたいでて、だから、毎年新年のあいさつできぬまま元旦(笑)」
ビビ
「わかる!私もそっちです(笑)」
なな
「私はそっちをしっかり録画してある(笑)」
百合
「うちはテレビが一台しかないから、皆が集まってチャンネルの奪い合い。時間帯がかぶったら、一人が見てるときは裏番組を録画して。ひとつの部屋で一緒に過ごす時間を少しでも長くとりたいので、子供部屋にはテレビを置かせないことにしているんですよ」
チコ
「私がカナダでホームステイしていた家はテレビがなくて、家族でゲームとかして過ごしてましたよ。でも、そのおかげで私は阪神大震災のニュースが全くわからなくて、ネットで初めて知って驚きました」
ビビ
「うわぁ、テレビを見てないと情報が入らないことってありますよね」
トレイシー
「テレビの見すぎはよくないけど、速報のニュースがない不便さはありますよね。ただ、見てないのに一日中なんとなくテレビをつけっぱなしが癖になってる人がいますが、ああいうのは何だか電気代のムダですねぇ……」

座談会はこの後「おうちの省エネ談議」に♪
つづきは次回のお楽しみ。


それではみなさん、来年もエコビバ編集委員会をよろしくお願いいたします。

 We wish you a Merry Christmas