各部門の取り組み報告

プロジェクトのポイント(学校)

省エネ出前講座実施校が最優秀成績!

出前講座を実施した土佐町小学校が、
電気水道使用量-37.1%を達成し連携開催の学校CO2CO2削減コンテストで “最優秀賞”に


  • 同様の出前講座を実施した伊野南中学校は-23.2%の削減で3位の成績
  • 他の出前講座実施校も10%を越える削減に成功!
  • 残念ながら増加した学校もあったが、原因に漏水の疑い。電気使用量は削減に成功!
  • 取り組みが結果につながり、生徒だけでなく先生も自信に繋がったという嬉しい声も。
  • ただ、先生は非常に忙しく、出前講座を広めていくためには導入しやすい工夫が必要。

(※出前講座は、高知県地球温暖化防止活動推進センターが講師を派遣し実施しました。)

高校生が直面した“知っているけどやっていない”という課題


一緒にプロジェクトに取り組んだ伊野商業高校の生徒が学内アンケート調査を実施したところ、 約7割の生徒はプロジェクトのことを知っていたが、省エネを実践した生徒は約3割という結果に。
この課題を分析して解決策を考えることができれば、今後の大きな可能性に繋がる。

【エコ活動に3割の壁】

レジ袋の削減など、他のエコ活動を見ても、 実践している人はおよそ3割でそれ以上伸びていないという現実があります。 高校生だけでなく、 大人も抱える3割の壁に高校生がどう向き合うかが今後の注目点です。

プロジェクトのポイント(家庭)


  • 参加理由に東北の復興支援を上げた人が多くいたことから、
    環境への関心が薄かった層からも参加いただけたと考えられる。
  • 参加数は家庭が最も多かったが、削減率は大きく伸びなかった。
  • ある程度省エネを実践している人は多くの削減が望めない現実
  • 取り組みを実施していない人にどう広めるかが課題(高校生と同じ)
  • 最初はやる気になったが、日々の暮らしで忘れることが多かったとの声。
  • 定期連絡等、何らかのリマインド機能を検討する必要。

(※メルマガを予定していたがメールを送れる参加者が少なく断念)

プロジェクトのポイント(事業所)

  • 実践したくてもできなかったものとしてOA機器の対策が最も多くあげられた
    ここでも“知っているけどやっていない”という実態が明らかに。
  • やればどれくらい減るかというイメージがわかなかった、全員がやればこれだけ減る!
    といった目標やルールがあれば、また、減った分がボーナスになればやる気になる!
    といった関係者の声。
  • 省エネ機器への関心も高いが買い換えは厳しいという現状。
  • OA機器の省エネ製品買い換え補助金などがあれば進む可能性も?